ボクシングの基本14『得意技と依存技』について by かんとく

本日、鴨志田譲著『最後のアジアパー伝』、金本知憲著『覚悟の進め』、

雫井脩介著『クローズド・ノート』の3冊を購入。

。。。。。

こう書いてみると、我ながら全く節操の無いセレクトをしたものだ。

『アジア』はいかれた旅行記(?)だし、金本はいわずと知れた鉄人だし、

クローズドノートは映画にもなった話だし。

よくよく考えてみると、どうもかばんの中に本が無いと不安になる。

いいところともいえるが、ある意味、依存症ともいえるなぁ。

ところで、我が家の階段下の倉庫が、本と漫画で一杯だ。

一度部室に運んでおこうか、いや、誰も読まないか。

・・・・・

表題の件、気になっていたことなので書いておく。

両方とも練習しなければ身につかないものだが、大きな差がある。

得意技、得意なパンチ、コンビネーションは反復しなければ身につかない。

だけれども、この得意なパンチも、試合に際してこだわりを持って使わなければ、

ただの依存している技、パンチとなってしまう。

とりあえず、『これやっといたらええでしょ』という考えに陥ってしまえば、

反復練習で鍛えているからこそ、打ち方やタイミングなどにクセがあり、

読まれやすいものともなる。

というか『これやっといたら大丈夫』という考えのもの、

現状把握することをやめて、無意識に行動すると非常にリスクが高いものだ。

・・・・・

試合中はしんどい。さらに外野からは『手数出せ』だの、『○○しろ』だの、

いろんな雑音があるから、選択肢は楽な方に流れやすくなる。

(勿論外野としては、その時々で一番適当と考えられるものを指示してるんだが)

しかし楽なほうに流れると、ジャブひとつだってスピードが落ちてしまいがち。

『とりあえず打っておく』連打なぞ見切られやすい。

試合の際は、色々と考えておれない状況だが、

まずは、自分が勝つためにこのパンチを出す、と言う前提を

忘れてはならんのでは無いか。

・・・・・

そのためには、試合ですぐにやろうと思っても出来ない。

まずは日々の積み重ねの練習で、例えば一日に10回でいいから

最高のスピードで打つ、とかの意識のある練習を繰り返していくべきだろう。

まあ、依存技であろうとも、相手がテンぱってて、こちらがイケイケならば

通用することもあるのが事実だが。

要は『負けたくないから』となるのではなく、

積極的、能動的に行動する癖をつけてホシイということだ。

・・・・・

さて、今頃、選手はどうしてるんだろう。

ちゃんと走ってるのかね?完走できなけりゃあ、また怒らねばならんのー。

BY かんとく

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