『ビラ“使い回し”作戦』について byかんとく

まさかのあっちゃん卒業。

まさかの猫が五輪を走る日が夢でなくなった。

世の中は流れているわけである。

もう来るで、というか多分来てるで新入生(学内におる)。

ということで2年前に書いた記事を再掲載。

“使い回し”という文字をタイトルにいれたが、決して“焼き回し”ではない。

多分“焼き回し”は思い込み。“焼き増し”と“使い回し”からか。

それ以前に今の小学生くらいなら、写真の“焼き増し”という単語の

元々の意味すら理解できないんでしょうな、だってフィルムカメラすでに無いもの。

それは横に置き、とにかくこの文章の中で私が言いたいことは何なのか、

そのポイントをよく考えてみてくださいな。

それではどぞ。

::::: 

そろそろ新入生に対する、PR作戦を考えていかなければならない。

広告の基本の考え方を知っているであろうか?

人が消費に至る過程の法則というものだが、現在では「AISAS」が主流だ。

・・・・・

AISASとは下記の通り。

【1】A・・・Attention(注意)

【2】I・・・Interest(関心)

【3】S・・・Search(検索)

【4】A・・・Action(行動)

【5】S・・・Share(商品価値の共有)

・・・・

【1】商品に目を向けさせるAは、CMや看板、雑誌、新聞に掲載される

広告を通して、人々に認知してもらう。こういうものがあるんだよと。

【2】それを見て、「お、これはよさげだなあ」と思わせることがI。

【3】S、つまり検索というのは、現代において簡単なり、当然のものになった。

ネットと携帯で簡単に調べることが可能になり、どの企業も詳しい説明は

この部分に力を入れているのは、よくわかると思う。

ちょっと前までは、いちいち販売している店頭で、店員に聞くというのが

これに当たっていたが、そういう意味で最近の広告戦略として

取り上げられているのである。

・・・・・

【4】A、つまり行動はこの場合、購入に該当する。現代の消費者は

商品をよくよく研究した上で、購入となる。

自身の購買に関して考えるとき、特に高額のものほどよく調べているはずだ。

【5】S、シェア。現在の購買の大部分は、結局このためにあると言える。

わかりやすい意味でいうと、ポキモンというゲームは、ゲーム内の

化け物をどう使ったかというストーリーを仲間内で共有することであろう。

また、ブランド品。持っていれば、それを元にして話が広がっていく。

現代人は、単純に物がほしいからではなく、そこから派生する物語を

買う傾向にあるということだな。

腹が減ったから外食、ではなく、そこで友達としゃべりながら

食べることが楽しいのではないか。

・・・・・

類似後にAIDMAというものがある。これはネット以前の世の中での

消費行動に即した考えである。ウィキあたりで調べてみ。

というか、大学生ならばまずは書籍で調べるクセをつけてほしいものだが。

・・・・・

さて、そんなことはおいておき、表題の件。

上記の流れを理解するうえで、まず自分たちに何ができるかを

考えることが重要だ。

第5段階に関しては、結局のところ部室に足を運び、入部して

練習し試合して、4年間を過ごすことだから、それ以前の行動を考えてみよう。

そう考えるならば第4段階が入部ということになろう。

・・・・・

今の時代おそらく噂話はネットで収集するであろう。KGちゃんねるとか。

それはそれとして、部室に足を運んでもらうことと、このHPを読むことが

第3段階に当たると思う。

そういう意味でも私はここに、つらつらとツマラナイ文章を書いているのである。

ただし第3段階だけでいいのであれば、天下の最大手広告代理店Dさんは

CMも新聞も看板も雑誌もラジオも撤退しているであろう。

だが、どうだ、世の中にはいまだに広告はあふれかえっている。

これは、そういうものにも効果があることを、彼らが認識しているからだ。

・・・・・

そういう意味で第1、2段階も大切にしていかなければならない。

では第1段階は何か。これは認知である。つまり知ってもらわなければならない。

ビラを配ったり、看板を設けるということを大量にこなしておかないと、

新入生は、KGにボクシング部があることすら、知らずに卒業する可能性がある。

第2段階は滔滔とボクシングの魅力や、思い出について語ったり、

プラザあたりで練習風景を見せていくことを通して、

「自分がいざボクシング部に入ったら」という物語を想像してもらうことである。

ただし、これを新2年生にやれといっても土台がまだできていないので

難しいと思う、この部分は、新3,4回生が中心になろう。

・・・・・

誰にでもでき、且つ尤も大切なのが第1段階だ。

とにかく目標設定してビラを配りまくろう。

ボクシングに興味を持ってくれるかどうかは、結局相手次第なのだから、

興味を持つ可能性のある人に、「広告」が届いていないことの無いようにしよう。

以上、仕事がらみの知識を語ってみました。

by かんとく

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください