『大学でボクシングしちゃう人へのオススメ本』について byかんとく

昨日に紹介した(というかご好意で頂いた)

『大学の思い出は就活です(苦笑) 大学生活50のお約束』

(石渡嶺司著、ちくま新書)をさっそく読了。石渡様、ありがとうございました。

書いてあることは『フツー』である(このことは著者も書いてる)。

でもね、ワタクシら年長者、或いは社会人が『フツー』だと思うことができないから、

大学生は、競技会場においては先生方にしかられ、レポートの書き方がわからず、

単位は伸びやみ、就職活動では困り、或いは面接官を困らせることになるのである。

そのあたりの点検のためにも、新4回生は『買って』読んどいた方が良いだろう。

あと新1回生は昨日書いたとおり『入学までに』読んでおくべき。

入学までにであり、金をかけなくても良い。そういう読み方ってあるよね。

このあたりの意味の違いがわからないと、就活中の新4回生は苦戦するかも。

同時に書くが、新2、3回生のことを書かない意味もわかるよね?

新書だから1時間半もありゃ読める。

石渡様、全面的な売り上げ協力には至りません、悪しからず。

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ついでだから書いておく。

大学生にもなって殴り合いをやってしまおうと思う、哀しいツワモノども

(かつてはワタクシもそういう輩のうちの1名だったのだが)へ本と曲の紹介。

今どうせ暇なら読んでおけ、入学後の勉強も生活も心もちょっとは楽になる特集。

◎『思考の整理学』(外山滋比古著、ちくま文庫)

 いわずと知れた思考(アイデア)の整理についてのベストセラー。

 文庫なんでお手軽に購入できる。

 古い作品だが(初版が30年前か)、現代でも通用する普遍的勉強方法。

 ワタクシがゼミ活動で教授に教えてもらった方法も載っていました。

 こういうのは効率的なやり方を聞く、ということよりも

 聞いて(或いは読んで情報を仕入れて)実践してみることに意味がある。

 逆に言えば教わったことは、実践してみないと残らないものということでもある。

◎『青春の門』(五木寛之著、講談社文庫)

 最近文庫の新装版が出たのか、ネットのブックストアで検索してみると

 ワタクシが買ったときと表紙が違うようなー、まあ15年前だから当然か。

 いわずと知れた有名作家の小説です。

 炭鉱のまちで育った主人公が、迷いながら成長していくさまを描いた物語。

 大学に行くとなぜかボクシングを習ったり。身体の弱い著者の憧れか。

 まあ物語としても十分引き込まれる。

◎『レポート・論文の書き方入門』(河野哲也著、慶應義塾大学出版会)

 別にこれじゃなくてもいいんだが、ロングセラーなんで間違いないかと。

 大学においての勉強は、テストで5択から選ぶことではない。

 それはあくまで初期段階、その学問のもつ基礎の単語を覚えるため。

 芸人のように喋りがうまい人でも、単語を知らなければ英語はしゃべれぬ。

 (たとえば法学部で弁護士を目指すという学生なら、ちゃんとした答えを出すことを

  メインにおいてもいいかもしれない。資格をとるという意味では大事。)

 大学で身に着けるべきは、命題に対して、仮説を立てて、情報収集し、論証すること。

 いまは単純に書いているけども「仮説立てる、情報収集」するというところは

 いくらでも無限ループする。これは当然、世の中答えのあることばかりじゃない。

 答えの出ないようなこと、いくらでも答えのあることで溢れかえっている。

 そのなかで自分の考えを主張するのである。仮説、情報収集は大切だ。

 と同時に自分の考えを主張するなら、相手にわかるように書かなければならない。

 その書き方を学ぶという意味で、大学ではレポート提出が課題であったりする。

 じゃあその基礎を身に着けておいたほうがいいでしょうな。

◆関西学院大学校歌『空の翼』

 関学に入学するなら覚えておきましょう。(他の大学ならその大学の校歌)

 部活に入らないとあまり歌う機会はないでしょう。

 部活に入らないでも、卒業した一社会人として覚えた方がいいと断言します。

 その意味は卒業して、数年あるいは数十年たったらわかります。

 部活に入る予定の部員は早々に覚えておいたほうが良いです。

 特にボクシング部は歌えない部員には、夏を目処に過激な罰ゲームを課す予定。

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これだけかいときゃええかな。

まあとりあえず、いつの世も勉強する姿勢がないとダメだということです。

by かんとく

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