昨日、テレビ番組表を見ていたら、BS不治(仮名)にて
『101回目のプロポーズ』の放送があると判明。
1991年、ワタクシが小学校5、6年生のころの“トレンディードラマ”である。
ためしに見てみたら、随所に面白いところがある。
とても脚本がその後暗いドラマを乱発した野島クンとは思えない。
たぶん、世相がまだバブルだったからだろう。
お見合いの後にカニを食いに行くという選択肢が、現代にはなかろう。
本人たちにまったく自覚がなさそうだが、
いやなことがあってもそれはそれで楽しそうに見えるし、
どうも浮かれている感じがするのはワタクシだけか。
どうせだから今の大学生に、バブル映画の名作を伝えておこう。
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◆就職活動には、これだ⇒『就職戦線異状なし』(配給:東宝) 主演:織田裕二先生
「なりたいものじゃなくて、なれるものを捜し始めたらもう大人なんだ」
という表現が青春を感じさせます。
当時は就職活動が4年生の夏、暑い中をスーツで歩かないといけなかった模様。
金でタクシーを止めようとする姿勢に“Japan as No.1”という心が透けてます。
◆若者たちは、かく楽しめ⇒遊びとは金をかけるものである、という3つ。
①『私をスキーに連れてって』 主演:原田知世 織田裕二先生は不出演
②『彼女が水着に着替えたら』 主演:原田知世 織田裕二先生出演
③『波の数だけ抱きしめて』 主演:中山美穂 織田裕二先生、当然に出演
◆バブル文化と現在を比較検討し、ええとこどりを画策しよう
⇒『バブルへGO タイムマシンはドラム式』(配給:東宝) 織田裕二先生は不出演
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学生が就職活動なんてしなくても、企業のほうからよってきたであろうバブル時代。
残念ながら、悲しいかな、親と祖父母が手を出さなければ
田舎においてバブルの恩恵なんて受けられず。
これらの映画をみてみると、バブルを20代くらいで経験した人ら(40代)が
なぜあれだけポジティブなのかわかる気がするのである。
そういえばこう書いていて思い出したのだが、
今の大学生が生まれたのって1990年くらい、つまりバブル真っ只中である。
byバブル時代に生きてたら、ボクシングという選択はかなりレアだとおもうが、
実際にその時代に自分が生きていたら、金がなくてモテず、結局ゆがんだ性格になり
ボクシングを選んだろうと自分を分析する、かんとく