ガッキー(仮名・32歳)はこの前カフェでフランス語勉強していたという。
おそらくガッキーはフランス人にあこがれているのだと思うのだが。
その彼女が2人席に1人で座っていた時、店内に他に席が無かったのだろう、
1人の男性がもうひとつの席に座ったという。
「その男性がチラチラ私のほうを見てたんですよ、爽やかな感じのひとでした。」
「声をかけようかどうか迷ってる感じでしたね。最近は男の人も草食系ですもんね。」
「おそらくこういう所から恋愛って始まると思うんです!」
ハーレークィン読み過ぎ(ニヤリ)。
・・・・・
実家に帰る新幹線の車内にて読むために、3冊ほど本を買ったのだが
その中の一冊『婚活したらすごかった』(石神賢介著、新潮社)がすごかった。
通常の婚活本と異なり、40歳バツ1男性という立場での体験談とともに、
30代女子(対義語)への取材という、実際に婚活すべき立場の話が満載である。
この中のに海外に飛び出して婚活している女性・マユミさんのの計算高さには拍手である。
「『ニューヨーク駐在員の男性が帰国したら、たぶん、すごくもてるはずです。
勤めている会社では役員へ向けての昇格のラインに乗る可能性も高いでしょう。
帰国してから知り合えても、ライバルが多くて、競争に勝てる自信は私にはありません。
だから、現地まで行って先に捕まえてしまおうと考えました。もし良縁があれば、
何年間かは海外生活を体験できます。ニューヨークに駐在しているような人ならば、
帰国後も経済的には豊かな生活ができる可能性は高いと思いました』
~中略~
『自由の女神にもナイヤガラの滝にも行きませんでした。自分の人生を左右する
大切な婚活旅行です。観光に時間をさきたくありません。観光をするくらいならば、
いい美容室を見つけて、自分がきれいに見えるために時間とお金を使いたいと思いました』」
(上述著、p.181~182)
あえてそういう計算をしないということか。
或いは計算なんかしなくても、ガッキーは幸せそうだからいいのか。
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「声をかけようかどうか迷ってる感じでしたね。」とガッキーは言うが
今までそういうシチュエーションで声かけられたことあんのかと聞きたい。
いやはや幸せそうで。
by 表題をフランス語風味で言ってみよう、と提案する、かんとく