昨日の記述、Toooo(仮名)の変遷について、丁稚先の後輩Aに質問。
大学が外大ということもあるが、最高点850点(?)だったそうである。
まあ、今やまったく英語に関係のない仕事をしているのだが。
でここ数年の問題はどんなものなのかを聞いてみると、
だんだんに難しくなっているように思う、という。
やはりか。
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Toooo(仮名)は本来、英語力の現状を測量するための試験のはずである。
しかしながら毎年ちょっとずつテストの難易度が上がるテストが
英語力の現状を測量するためのものと言えるのか。
この文脈、なんかおかしいと思いませんかね。
Toooo=個人の英語力の現状測量=同じ英語能力なら同じくらいのスコア、
であるはずだが、実際にはちょっとずつ難しくなっている実感。
であれば同じ能力なのに、点数は段階的に下がるということもあろうかと。
(実際にはテストに慣れ、適度な緊張、問題即答えの対応の向上により
スコアがあがる可能性も十分に考えられるのだが)
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テスト形式というのは非常にむずかしいものであるが、高校生のときに
大学センター試験の問題の難易度の推移たるや、どうなのだろうと思った記憶がある。
たとえば2004年位のセンター試験と、共通一次試験から脱皮した翌年のセンター試験を
比べてみたら、その難易度の差は歴然である。
つまり古い問題のほうが簡単な傾向にあるということだ。
センター試験は毎年毎年難しくなるのである。これは必然である。
何せ、毎年の学生は過去問をかなりの割合で解いてくる。
同等レベルの問題では、正解割合が増えすぎるリスクを伴うのである。
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なぜ正解割合が増えすぎることがリスク足るのか。
センター試験ついては、社会教科であれば日本史、世界史、現代社会、地理、
これらはどれを選択したとしても大体同じような平均点を目指す。
日本史55、世界史58、現代社会62、地理60。
おそらく毎年こんな感じの平均点でしょう。
これが日本史30、世界史40、現代社会80、地理75とかにはならない。
その科目を選択したんだから場合によっては平均点の乖離もあろう。
しかしなぜか過去の運用からの乖離を嫌うのである。
理由は簡単である。彼らは公務員だからである(あくまで仮説、にやり)
by かんとく