『オンガードとブロックの違い』について byかんとく

本日も練習に行ったのだが(昨日は夜勤だったので眠かったが) 

オンガードとブロックの違いがよくわかっていない人民が多い。

説明しよう。

【オンガード】

防御壁を作ると考えてほしい。そこにあるだけで身を守れるもの。

たとえば戦国時代の城の城壁や、太平洋戦争期のトーチカなどは

そこにあるだけで強固であり、相手の進軍を遅らせることができる。

また戦国時代相手が弓を射てくるならば、それに対する木盾。

【ブロック、ブロッキング】

相手を突入させないためのもの。

たとえば以下に強固な壁であれ、頑丈な盾であれ、

今そこに設置するだけで防御しきれることは稀である。

なぜならば相手は防御形態によって、攻め方を変えてくる。

となるならば相手の攻撃に対する“攻撃”が防御になりうる。

近しい考え方は塹壕戦では機関銃による弾幕を張るという行為や

パトリオットミサイル(愛国ミサイルってすごい名前)、

日米同盟のイージス防衛システムである。

・・・・・

この違いは大きな違いであると覚えておいてほしい。

そこにあるだけで防御できるものに対しては、

相手はそれを“かいくぐって”、こちら側を攻めてくる。

つまり相手が攻めてくる“進入経路”を限定することができる故、

それに対応しさえすれば、相手の進行は勢いを落とす。

これがオンガードポジションというものである。

まったくガードのない状態というのは、“歩”のない将棋と一緒である。

・・・・・

対するに、ブロッキングとは相手の攻撃に対する迎撃方法である。

相手のミサイル(パンチ)にこちらのパトリオットミサイル(ブロック)をあわせる。

空の上でぶつかり合うことで、相手の狙いである軍事的に重要な所

(顎やレバー、ストマック)には到達しなくなる。

まあ、代わりの地にミサイルの破片が落ちる(肘や肩、グラブ)こともあろう。

このパトリオットミサイルは軍事的重要施設(顎など)を守るためには

ほかの部分への被害はある程度仕方ないことにしている。

これは非常に大事である。

そうでなければすべての軍の活動(本人のボクシング)が停止する。

相手のミサイル(パンチ)を迎撃できる火力が、パトリオットミサイル(ブロック)に

なければ、その軍事的重要施設(顎など)は火の海と化すわけである。

そこで、火力とは何か。

相手のミサイルはすごい力で押し込んでくるわけである。

それを完全に無力化するには同等以上の力を加えるしかあるまい。

ブロックを前に押し返す動き、と考えればよいかもしれない。

いずれにしろ、この秋学期に認識を改めないと、

一年生も三年生も非常に危険である。

だって大事な施設を防衛できないのといっしょである。

by かんとく

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