岩崎弥太郎を演じてた、鼻持ちならない役者の叫び声がうるさいボクシング番組。
ラスベガスで行われた世界戦を生中継(したものをネットで8時間後に見ている)
ラファエル・マルケスのジャブが異常に伸びる。
おそらく肩甲骨のあたりの筋肉の柔軟性が高く、稼動域が広いのだろう。
先般、西宮香風高校の指導陣がいらっしゃった時のことを思い出した。
腕をまわしてのフックとアッパー。
肩甲骨の柔軟性を高めつつ、力の使い方を覚えるためのミット打ちをしていた。
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強いパンチというのは、①一閃するソリッドパンチ、②丸太でぶん殴られた重いパンチ、
③ムチのようにしなるパンチの三つくらいに分類できるかと思う。
それぞれの与えられた才能(主にいうと瞬発力)によって、強いパンチャーというのは
当然にあるが、それ以外にもパンチ力というものを科学することができそうである。
その一つに、柔軟性というのがなんとも大事であろうかと。
というのも、相撲における四股とテッポウについて、内田樹先生の記述を拝読していたところ。
(詳しくは研究室を訪ねてください。ネット上のことです。2010.12.5がよろしいかと。
ワタクシは内田先生と何の面識なし、かんとくから紹介されたといっても通じません)
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その肩甲骨についての考察。
そういえば昔見たボクシングの入門ビデオ(“ソリッドパンチ”か“ソリッドボクシング”だったか
そんなタイトルだったような。部室のどこかに転がってそうだが。)に
「パンチ力をつけるためには、サンドバッグを押せ」というようなのがあった。
何じゃこれ、おそらく筋トレと動きの意識付けだろう程度にしか思ってなかったが、
テッポウの動きやウズベク体操などを今にして思い描くと、
あーインナーマッスルの強化と柔軟性アップかと思い至るものである。
で、何が言いたいかというとスポーツにおける動きなんて柔軟性のある筋肉を
いかにうまく使っていくかというものである。
うまく筋力を使うには、そのための大系的練習を取り入れていくのが当然である。
洋の東西を問わず、競技のカテゴリーを越えてそういうものは存在するのである。
それを学びましょう。
by かんとく