監督の考え方

下の項目で、やたらと私の鬼軍曹ぶりを如何なく発揮している様子を

レポートしてみたが、そのそもそもその理由。

ボクシングは競技として危険も伴うし、野球やテニスと違い、はっきり言って

賞味期限のあるスポーツだと思う。

この前の『うおううおう』で『情・鯉住』が昔と違って

トレーニング方法が進化したから寿命が延びたと言っているが、

草試合でも50歳でできる競技ではない。

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ゆえにこの大学時代のこの瞬間に、他の競技者であれば10年~15年かけて

作っていくものを、4年間で作らなければならない競技ともいえる。

逆に私の大学時代はセレクション入学の選手は3年分のキャリアがあるが、

大学デビューはそいつらの高校の分の練習量をこなさなければ

勝てないとおもっていた(そんなこともないんだけど、今ならわかるが)。

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はっきりいって先ほどの合宿は詰め込みすぎ。

でも思うに、ボクシングの技術だけあったって社会に出れば仕方がないので

いざ社会人になったときに、他の何らかしらの運動を続けられるもの

(体力であったり、適応力であったり、アジバンダリ)を

作っておくキッカケを残しておいてやりたい、と思う部分もある。

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無論、其々の人生で、運動するや否やは其々の判断だけれども、

今の社会人は多忙な人が多く、そこまで意識が回らない人が多いように思う。

その結果、例えば内臓を傷めたり、ストレスにやられたりという人は

多いのではないだろうか?

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折角ボクシングのキャリアを身につけたのであれば、

そのキャリアを身につけた過程を仕事に活かしてもらいたいし、

それが一過性のもので終わらず、社会に還元できる人間になってほしいと思う。

建学の精神として『Mastery For Service』が掲げられているが、

そのためにはいつまでも精力的に動くことのできる体力が必要だと考えている。

ちょっと真面目なはなしでした。

byかんとく

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