『ホラー映画』について byかんとく

真夏である。

やはりこの暑い季節、しかも霊が家に帰ってくるという盆も近い。

この季節、稲川さんが一番忙しい季節であろう(にやり)。

ワタクシは怖いものは嫌いである。対応の手立てのない不可思議な存在なぞ、

チョー嫌いである。

が、不思議なもんで大学時代ボクシングしてたときは、一切その記憶がない。

お化けでも妖怪でも何でも相手してやるわ、と思っていたのである。

当時、怖かったのは殴られることだけである。

・・・・・

今は目前に恐怖の対象がないためか、或いは平和ボケの成果であるのか。

“何でこれが安全なのか”とか気に出したら、とてもその存在に近づけなくなった。

ジェットコースターなぞは、あんなん事故起きたら“死んでまう”と思っていたが、

実際事故が起こり、人がなくなった。

予測できることは起こりうることである、という認識を持つことをその企業が

忘れていた結果に違いないし、結局その企業は破綻した。

・・・・・

ということで、本日見たホラー映画。

というか嫁に見させよう、と思って借りてきたのである。

その名も『キャピタリズム』(マイケル=ムーア監督作品)

以前にもこの映画についてはHP上で書いたことがある。

時代は変わる。昔はアメリカも家族的な、地域のつながりの国であったが、

いまのアメリカの資本原理主義的な考え方はどうだい?というような内容である。

そして日本も今どんどん変容している最中である。

復興という名の下に増税されたり、原発維持の目的のため電気代が上がりそう。

ということは、我々の生活スタイルも変容していくだろう。

かつてのアメリカの子供には特製のジャムを作ってる母がいた。

(昔のアメリカ映画、1980年代までか、昨今なら米国ドラマ『パシフィック』を見るとよい。

『パシフィック』についてはそのうち書く)

今のアメリカには、都会のダブル・インカム・ノー・チャイルド(DINKs)か

貧しい国民というイメージしかない。それほど変化してきているのである。

そういうことがなぜ起こっているか、それこそが米国におけるホラーである。

そういうことを嫁に見せたのである。

するとなぜか生命保険の話が出てくるのであった。

おーこわ

by かんとく

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