『○○県産』について byかんとく

昨日、嫁が実家からホワイトハウス(我が家)に帰ってきた。

帰ってくる途中に、宝塚市の小林駅前にある高級スーパーで買い物をしたらしい。

悩んだそうである。

きゅうりが安かったらしいのであるが(庶民的な町・吹田と比しても)

産地が福島県であったとのこと。そら悩むわな。

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別に福島県と県民には一切の恨みなどはないが、このご時勢である。

というかなぜ高級スーパーは、他の野菜と並べて福島県産と表記したのであろう。

福島県の農家を応援するためなら、そのためのポップを作るなり、

安全性をうたうなら『原発からみると○○km、××方向にあたり安全な地域』とかの

工夫がなければ、逆効果のように感じるのだが。

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どの情報が正しくて、どの情報がうそかを見分けるのは難しい。

昔(インターネット出現前夜)にくらべれば、本来広まることのなかったであろう情報量も

幾何学的に増えている状況である。

東大教授の児玉龍彦さんの衆議院厚生労働委員会の発言、

「福島原発の事故では、広島原爆に比するに熱量で30倍、ウランで20倍」らしく、

「だからこそ最大限に最新鋭の技術を持って除染し、子供らを守れ」というもの。

ツィッターなどで爆発的に話題になっているらしい。

いやだろうね、東電と政府、民臭党(にやり)。

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彼らにひとつ参考を申し上げよう。

それは大中華帝国も高速鉄道の件で同じ状況にもかかわらず、

被害者のメンバーの発言をどんどん減らすことに成功している。

日本には陰に陽にと、圧力のかけ方があるが、

ここは大中華帝国を見習って、陽に陽に「ここで発言するとマズイんです」と

いうような圧力をかけたら良いのである。まあ、ブラックジョークだが。

が、リーダーが右往左往しすぎて人を動かせないのは駄目である。

知識がある、あるいはその知識を手に入れられる状況にあるリーダーは

すばやい判断を求められ、真摯に対応すべきであるのが世の常である。

これは政府にかぎらず、どこの組織も一緒のことである。

by かんとく

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