さて、先般記述のイメージングについて、
久方ぶりに読んだ中島らものエッセイにこんな記述あり。
参考に。
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ある心理学の先生が、結婚志望の女性のために披露している
「理想の人と必ず結婚するテクニック」を紹介しておく。
これはむしろどちらかというと男のほうに効力を発揮しそうなノウハウなのだ。
まず、大きめの紙に、自分の理想とする女性像を百個くらいの細かい項目に分けてあげていく。
たとえば背は百六十センチくらいがいい、目はクリッとしているのがいい、
唇はぽってりしているのがいい、と言う風に女性の精神面、肉体面、環境面などを
詳細にわたって書く。書いたらこの紙を自分の一番目につく場所に貼っておく。
机の前でもいいし、トイレの中でもいい。
日に一度はこれを見ることになるが、別に熟読しなくてもぱっと見るだけで
そのデータは無意識下にインプットされていく。
こうしていると何が起こるかというと、一年のうち数限りなく出会うすべての女性に対して
無意識下にチェックが働くのである。
人間と言うものは長期的に見ると必ず自分がなりたいと思う存在に近づいていくものだ。
ひとつひとつの選択肢を選ぶ際に、無意識下に願望通りの方向へベクトルが向く。
小さな選択肢の積み重ねが願望どおりの結果につながっていく。
だから「死んでしまいたい」と思っている人が、自殺はしなくても
病気で死んでしまったり、と言うのはそういうことである。
※引用:中島らも著『空からギロチン』 p.136
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最近読んでいる本は別に、私が結婚したいとか思ってて読んでいるわけではない。
たまたまそういう条項の中に、いいなあと言う一説があるので書いているだけだ。
勘違いしないように。まあ勘違いされてもいいんでありますが。
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とそういう私事は置いといて。
さて上記の件、イメージングにおいて特に重要。
必死に練習していたとしても、技術がなかなか身につかないのは
なりたい自分をイメージできていないからではないだろうか?
どうせならいいイメージをできる様に、デラホーヤのラッシュとかを毎朝見てから練習してほしい。
別に最初は真似できなくてもいい。それでも、いつでも思い出せるくらいに見ること。
そうするうちに「なんとなく」形がまねできるようになる。
そうすれば、どういう風に有用なのか「なんとなく」感触をつかめる。
それを繰り返し練習しているうちにいつの間にかできるようになる。
私の場合、最初のころ輪島功一イメージしていたので苦労した。
3年のころに、フェザー級のチャンピオンだった日大の塚本選手を見習ったところ
格段に懐が広くなりストレートが切れだした。
最初から目標と言う以前に、いいイメージを持つのが肝心な模様。
by かんとく