『仮説』について byかんとく

本日は走った。

だから『Diet Factory』での記述でもいいのだが、

こっちのほうが大事かなと思うことについて書く。

といいつつ、走っていて気づいたことも書く。

ダブルスタンダードだ(にやり)。

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さて、まずは走っていて気づいたこと。

O脚のワタクシは、腸脛靭帯炎になりやすいことは前々から書いているが、

最近ちょいちょいと走りはじめてみると、どうも早々左ひざの外側が痛くなった。

それを身体さんと相談して、あーでもないこうでもない、と言っていたが

ひとつの仮説を思いつく。

「もしかして、身体さん、年をとったんですか?」ということである。

まあ、当たり前なんだけども。

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別に早々に筋肉が硬くなる、痛みを感じるという意味ではない。

思いついたのが、若者と老人の身体の姿勢のあり方だ。

姿勢を自分で伸ばそうというのは若者は誰も意識していないだろう。

そして、老人も意識していないだろう。

でも両者の間には身体のあるべき形に大きな違いがある。

かつて2大メジャーといわれていたときのプロレス団体の長に

世界の巨人、またそのむかし巨人でピッチャーをしていたジャイアント馬場がいた。

プロ野球でピッチャーをしたくらいだから、身体はスポーツマンとして優れていたはずだが、

プロレスラーとしての御大は、そのプロレス人生の晩年、

つねに肘を曲げている状態だった。

御大はおそらくどこそこが痛いからという理由で、

肘を曲げていたのではないのではないか、とふと思いつく。

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ひるがえってその辺を歩いている老人を見ると、やはりどこかが歪んでいる。

これは無意識的に筋肉の一方が緊張している状態かと推察できる。

ということは、まずは筋肉の表裏両方を鍛えておかなければ身体は

どちらか方向に歪むのではないかとの第一の仮説。

そして自分の身体も無意識的にそうなりつつあるのかもしれん、

というのが第二の仮説。

ということは、動きやすい筋肉ばかり使っていると、そのゆがみが

矯正できないという第三の仮説。

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そんなことを思って、本日走る際にマリナーズのイチロー選手の歩き方を参考に

さてどう走るべ、と身体さんと打ち合わせしながら走ると、あら不思議。

仮説、たぶん当たり。

後半になればなるほど、ひざの痛みが軽減されていった。

身体さんとのコニュニケーション、大事ですな。

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もうひとつは、本日帰りの電車で、万城目学著『プリンセストヨトミ』を読んでいて、

とある登場人物が「反復横とびって、正確に言うとできてない人間って多いな」と

という文章を見て思いつく。

体育検定のとき、あれがめっちゃ好きだ、という人間を見たことがない。

第一にすごく疲れるからだとおもうが。

でもあれ、普通の運動を見ていたら見えにくい筋肉の能力を測る

良い検査なのではないかと思う。

おそらく誰もが思いつくのが、上記のとおりに、”異常に疲れる”点、

”脹脛あたりがパンパンになる”点であろうと思う。

心肺機能を測れる点も勿論あろうが、それとともに体幹が強くないと

何度も反復して横に移動なんてできない。

単一の横とびの距離を測れば脹脛の筋力は測れる気がするが、

あえて反復横とびなのである。

ということは、である。

逆にこのトレーニングをうまいこと取り入れていけば、体幹のトレーニング、

ひいては脚が高速移動していようとも、上半身の安定性を保てることにつながるかも。

BY またいい仮説、あるいはトレーニングを思いついた、かんとく

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