『新卒採用』について byかんとく

新4回生は今就職活動の時期。

東北・関東大震災の影響で、その工程が一時停止中の模様。

大変な状況で、企業も(特に東日本を基盤とする会社は)

採用まで手が回らないのは当然のこと。

新四回生は運が悪い、と思っているかもしれない。

不況続きで採用が冷え込んできているときへの、更なる追い討ち。

でも、それをグチグチと考えていても事態は好転しない。

今の状況は、ある意味、自分自身を振り返るチャンスであると同時に、

今までおろそかにしていた部分を修正するいい機会とも言える。

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この状況でやるべきことは、うちの部員の場合、大別すると3つだと思う。

1.今まで短距離走よろしく、フルパワーでやっていた就職活動が、

持久戦に変わったと認識し、戦略を変更する事。

2.勉強

3.部活動

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1は当然に認識しているが、そのための準備ができているかといえば

おそらくほとんどの人民ができていないと思う。

第一、今までの就活マニュアルにない緊急事態。

だからマニュアルに沿うだけの人民には苦痛以外の何者でもなかろう。

じゃあどうするかといえば、採用活動がリスタートした時点で、

フルパワーを出すための体調、モチベーション管理が大事だろう。

と同時に、優秀な人民はここで差がつくことは当然認識しているので

さらにアピールするべき部分を考えていたり、世の中の状況を知るための

情報収集をサボったりしないだろう。

たとえば、採用に関するHPがアップされない状況であれば、

それ以外の部分に目を向けて情報収集することも可能なはず。

たとえば書籍であり、人物に会うことも含まれると思う。

同じ場にいてアイドリングしていても、すぐに最高のパフォーマンスにまで

もっていくことは、かなり難しい。

前に行く思考があり、準備が整っていてはじめて

チャンスの際にフルパワーを出せる”可能性”が高まる。

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2は就活以前に大学生であることを、もう一度立ち返って考えてほしい。

企業は、言い換えれば採用担当者は、より優秀な人民を獲得したと

自分のボスに認められるように、採用活動に力を注いでいる。

逆に言えば、それさえできれば良いわけではないが、

社会人的立場を考えれば、それが大きなウエイトである事は疑いがないだろう。

が、しかし立ち返って考えてほしい。

自分の人生は、他者とのかかわりの中にあるが、自分自身のものであるはず。

そのときによく覚えておくべき言葉がある。

私の好きな『マスターキートン』(小学館、浦澤直樹著)の中で

キートンの恩師である”鉄の睾丸”ユーリー教授の言葉。

「人間はどんな場所でも、どんなときでも学ぶことができる。

学ぼうとする意思さえあれば。」

逆に言えば、学ぼうという姿勢がなければ、どんな場所でもどんなときでも

学ぶことができないのが人間である、とも言える。

”人間”にとっては、あらゆる分野で死ぬまで、学ぶことの連続ではなかろうか。

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3。今できることを考えるに、ボクサーにとっては、練習こそ大事なものだと思う。

世の習い、世の常で、人間は世の状況に合わせて社会活動を行う。

が行き過ぎた就職活動、採用活動状況を考えるに、

もっと今目の前にあるものにも、手を抜かずやっておいてほしいと思う。

今この状況、しんどいという状況でがんばった、ベストを尽くしたといえる経験は

必ずや、社会人としての舞台に立ったときに、バックボーンとして

最後のひと踏ん張りするための契機となるはずである。

たとえば、震災が起こるまで、当たり前に就職活動があるから今日休むとして

明日は明日の100%をやりきったで終わってなかったか。

今日0パーセントならば、明日100%やりきったとしても

二日間にしてみれば50%しか達成していない。

明日は200%の練習強度をこなせ、というのではない。

自分には足りないと認識するからこそ、100%で終わっていた練習を

120%まで高めようという姿勢が大切だと思う。

同じ練習時間で20%も強度を上げるのは、かなり大変である。

そのためには、日々の自分の練習を詳細に分析しなおさなければならないし、

いったん練習のときになったらば、云々の言い訳をせず、

その反復練習に”ただひたすら””ただガムシャラ”にやることである。

今までは5発で終わっていたコンビネーションを、5発の後

さらに3発続けていくことである。

これは今気がつかないければ、一生気がつかないものでもある。

今、気づけたのならば、それをこれから引退まで続けてほしい。

必ず自分の力になる。

by かんとく

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