2011・KG新入生へ『KGボクシング部』について byかんとく

新入生の皆さん、合格おめでとうございます。

が、よりレベルが高いと言われる大学の受験に

最後の一踏ん張りをしているかもしれません。

その方は是非、その受験、今そのときを大切に過ごしてください。

また関学に入学を決めた方は、新生活を前の準備で忙しいことでしょう。

両親も含めてお忙しいこととは思いますが、

入学後の大学生活の選択肢の一つとして、KGボクシング部を紹介いたします。

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     選手(内経験者)  スタッフ

新4年生 :6名(1)      2名

新3年生 :10名(3)     1名

新2年生 :6名(2)     1名

新入生  :1名(1)←2月24日現在

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経験者のうち、新3回生3名、新2回生2名、新入生1名が高校ボクシング部出身、

新4年生、新3回生それぞれ1名がジム経験者です。

現状、約30%が経験者ということになりますが、

KGボクシング部は伝統的にボクシングを

大学からはじめた選手でも強くなっています。

近年では、兵庫国体の前年にプレ大会として全日本選手権が開催されましたが、

その際に大学からはじめた選手が出場、全日本ランキングに入りました。

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また、未経験者でも、熱心にボクシングに取り組むことができれば、

高校経験者相手でも、勝るとも劣らないボクシングをできるようになります。

たとえば野球やサッカー、バスケットを真摯にやってきたならば、

すばらしいスタミナがあるでしょうし、

剣道を真剣にやってきたならば、距離感が身についているはずです。

そういった選手であれば、後はボクシング的技術、パワーを身につければ

3回生時には全日本選手権や国体への出場も不可能とはいえません。

現に私(監督)の同級生は2回生時に、全日本選手権に出場しています。

彼は確かにセンスはありましたが、それ以前に高校時代に

水泳をやっていたようでスタミナもありました。

ただ、水泳に必要な脂肪をつけることが苦手な身体であったことが

逆にボクシングをする際に有用に作用したのでしょう。

また理学部(現理工学部)の学生であったので、目標に対してどう行動するか

つまりは、論理的な考えが身についていたというのも理由だと思います。 

今まで結果が出なかったとしても、それは環境が合わなかったからだと

いえる良い例かもしれません。

人間の可能性なんて、まずは挑戦してみなければ、結局いつまでたっても

ゼロだと思います。

挑戦してみれば、その道は遠くともやり方もわかってくるし、

そのうちに自分ながらの工夫をして、それが身を結ぶことは

皆さんの過去の経験の中で、幾つかあるのではないでしょうか。

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ボクシングといえばどんな能力が必要とお考えでしょうか?

1、ボクシング技術

2、フルラウンド打ち合うスタミナ

3、力強いパンチを打つための腕力

4、フットワークのための強い足腰

5、間合いを見切る能力

6、状況によって瞬時に判断できる頭のよさ

7、地味な練習に取り組む粘り強さ

8、よき技術を手に入れようとする貪欲さ

9、よき技術を持つ人に接点を持とうとする社交性

10、人の話を素直に聞く謙虚さ

11、勝利にこだわる姿勢

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そのどれもが大切で、チャンピオンになるには

すべての能力が必要だと思います。

でも同時にこれらの能力は誰もが最低でも

一つは持っているものだと思います。

2~5に関しては、まさしくボクシング以外でも

運動部で身に着けた体力、技術で通用するところです。

実際、五輪に出場した川内選手はボクシングの前は

剣道をしていたそうで間合いの図り方が上手い。

そういう能力はボクシングで活かせます。

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6~10に関しては、運動部以外でも身に着けている人はKG内には多々見受けられます。

それは受験勉強をがんばってきたから、

あるいはアルバイトに精を出してきたから、

ナンパにいそしんできたから、

そんなノウハウも、ボクシング部での活動の一助となります。

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はっきり言って、今の我々は弱い。

何が弱いか、1部でボロボロに負けたからではありません。

一生懸命やって負けた、そういうことはよくあることです。

強い人間はそうではありません。まず負けないからです。

でも、自分がそうでないと思うならば、本来は第二の目標が必要です。

それは将来の自分が大学時代を振り返ったとき、

”強くなろうとしていた人間”であったと、思えるようになりたいものです。

だからこそ、我々は”強さ”を真摯に探求しなければなりません。

”強さ”とまさしくの腕力ではなく、”困難においても逃げず、最善の方法を探し、

常に心身とも準備し、結果を出す労力を厭わない者”だ、と私は考えています。

真摯に取り組んでみるからこそ、人の優しさに気づける事があります。

真摯に打ち込んできたからこそ、社会のルールの本当の意味がわかる時があります。

そしてなにより、今自分にはない能力を、我々と一緒に身につけ、

本当に強いチームにしていきませんか?

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最後に主な年間行事について。

4月   関関戦

5,6月  近畿大学リーグ戦

7月   リーグ入替戦、兵庫県ゴールデングローブ大会

      【以降、自主練習期間】

8月下旬 シーズンイン、夏季合宿

9月   加古川市民大会

10,11月 国体、全日本選手権

12月   兵庫県ゴールデングローブ大会

      【以降、自主練習期間】

12、1月 ハーフマラソン大会

      (自主練期間内のスポット行事)

2月   シーズンイン

3月   春季合宿

by かんとく

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