『夜の徘徊』について byかんとく

部員は台風云々のがある中、同志社大学へ合同練習に向かった。

同志社の皆様、ありがとうございました。

が、ワタクシは本日は休日出勤。

最近忙しいのよね、部員の皆さん申し訳ない。

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出勤した丁稚先、当番のための業務をとっとと片付けた後、

時間があったので新聞を読んでいると、

以前「ボクシング講義」をして頂いた、立教大学OBの来住さんが

西脇市出身の前世界バンタム級チャンピオンについての記事を発見。

(発見自体は連載の最初からチェックしてしっていたが、

本日丁稚先のボクシング好きな先輩にも是非チェックしましょう、と話した)

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大学生の現役選手はチェックしたまえ。

この記事を読みたければ、毎日新聞の運動面を見たまえ。

10月30日が、連載の5回目である。

ということはそれ以前から連載されているのである。

「ボク新聞とってないんですよー」という部員は、

そんなときこそ、図書館を活用すべきである。

全国紙に限らず、地方紙も置いてるのが関学の図書館である。

何故だかもクソもなく、学問のために最初にあたるべき

一次資料は新聞であり、雑誌(日本の場合は月刊誌、季刊誌)であり、

百科事典であるべきだからである。

それより強いのは生の情報、つまりは”取材”といわれる方法ができればよいが。

勉強の第一義は大学生であれば”噂”に流されず、モノの見方を養うべきだ。

”モノを調べるという”意味では、ネット、携帯に依存しないことだね。

本来人間の持つ思考力を奪うから。

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話がそれた、来住さんの話。

私が何故、来住さんに講演をお願いしたのかという話。

人間というものは、大体において自分のしたいことに興味を持つものである。

だから、憧れの対象を見つけたならば、それに近づこうとするのが

人間の本質、というか人間の学習能力の最たるものである。

思い出してほしい。

小学校時代に、例えば”ポキモン”の獲得方法をよく知っている同級生には

憧憬の眼差しを向けたことであろう。

(ワタクシ、つまりはアラサーなら、”金消し〔仮名、だがなんて恐ろしい仮名〕”や

”Bigりまん〔仮名〕”の多収集の人民や、

”ミニ四句〔仮名〕”が早い人民への憧憬の念か)

つまりは、その憧憬の対象に近づこうとするのが人間というものである。

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憧憬の対象はある意味のスポーツ教育の根幹である。

だからこそ、チャンピオンに求められるのはボクシングに限らず、

”人間として尊敬できる人”である。

”憧れの対象”であるからこそ、”その影響力はでかい”ので、

「君が強いことを利用して、後輩を理不尽に扱ってはならない」といわれるし、

「女遊びや夜遊びにおいて、悪い見本にならないように」といわれる。

間違っても、夜徘徊先生(仮名)に注意されてはならないのである。

そういう意味ではワタクシは夜徘徊先生である。注意されないように(にやり)。

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ヤバイ×3(ギャル風味)。

話がそれすぎだ。元に戻す。

憧れがある。だが同時に、その憧れは、

その対象が結果を出す人間であった結果からである。

人間が結果を出すには、最初はまずそれに取り組んでみようという

”憧れ”がまず最初だろう。

だが、憧れを最後まで通して成功してる人って、ほとんどいないのである。

まず”憧れ”ありき、が現実に即して、”その憧れを結果に結びつけ”なければ、

やっぱり、何かをしていて面白みを感じないのも、人間というものである。

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そういう意味で、来住さんに講演をしてもらおうと思ったきっかけである

西梅田でのドリンキングタイムでのお話は、非常に勉強になるものであった。

「僕自身がボクシングの一つの心理を理解したのは、

とあるトレーナーに腰の落とし方を教えてもらったことが最初だね。

それまで一生懸命やってたけど、まったく思っても見なかったことだった。

教えられた形でパンチを打ってみたら、あー、強いパンチになったなあ、

これが強くなるきっかけだったんだね。

今、当時の体力があったとして、変な思い込み(執着)なく、

取材を通して”書く”ために知り合った人々の話を

真に理解していたら、もっと強くなっていたと思う。

だから執着というものを取っ払って、理解し、自分に適するものを吸収し、

そのためには同時に、当時と同じ真摯さで取り組んでいたなら

まったく違う結果(良い結果)を得られただろうと思うよ」

by ワタクシも勉強せなあかんのである、と思っているかんとく

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