『酔狂』について byかんとく

マニアックなものが面白いと、常々思っている。

例えばマラソン。なぜ走る?初めて走ったやつは死んだ。

でも人は走る。宝塚ハーフマラソンなぞ早々に3500人も集まり、

走るのになれていない、わが部員たちはその舞台を失った。

ハーフの、しかも河川敷をメインにした同大会でその人数が集まるわけである。

当然、競技人口の増加推して知るべし。

東京マラソン、那覇マラソンに関しては、それこそ”万人”に愛される大会である。

そしてさらに”万人”に愛される大阪マラソン開催も決定されたのである。

・・・・・

当然そういう競技人口になれば、そのレベルで満足できない人間も現れる。

100kmに挑戦するというツワモノの出現は当然として、

近畿の山道を夜走り続けるというものもあるし、

富士山を走って登るというものもあるし、

サハラ砂漠を縦断しようというものまである。

まさしく”マニア”の世界である。

そういうものを知るたびに、ワタクシはニタニタしてしまうものである。

そういう意味で、ワタクシは”マニアック”マニアかも知れぬ(ニヤリ)。

・・・・・

というワタクシの趣味趣向に完璧に合致する作品を、毒書の秋に発見。

北尾トロ著『テッカ場』(講談社)

競走馬オークション会場、不動産競売、鉄道部品オークション

コミケ、テディーベアなどなど。

世にはここまで、”マニアのマニアによるマニアのため舞台”が

こんなにも存在することを知り、

「地球に生まれてよかったー」と思わんこともない(にやり)。

・・・・・

そういう意味で、週末またマニアのための舞台が出現。

「関西学院大学VS慶應義塾大学・ボクシング対抗戦」

ボクシングという個人競技にありながら、

大学という学問の舞台でのクラブ活動で切磋琢磨してきた選手が、

何の恨みもない大のオトナ達同士で、

最大限のダメージを与えるパンチを、数多く繰り出そうとするのである。

ここにも、マニアの、マニアによる、マニアのための舞台が!(にやり)

by そんなマニアの集結に興味をお持ちの一般人は

”スケジュール”でこのイベントをチェックしてほしいと思っている、かんとく

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