『日本文化』について byかんとく

昨日の11日、振り替え休日ということで大学へ。

部室に行くと、金髪のアレンだかアーリーだかという名の

(発音が良すぎて聞き取れなかった)23歳がいた。

北欧から来たという。

黒澤明を心から愛する青年で、日本語の勉強のためである。

『7人の侍』だの『用心棒』だのが好きなようだったので、

姫に大量の矢が向かってくるシーンの有名な、『蜘蛛の巣城』の話をすると

「それ、見たわ」とかなり喜んでいた。

ということで「どうせなら、『生きる』を見なさい。戦国物と違って

それはそれで心に残る作品だ」と、えらそうにアドバイスしておいた(にやり)

・・・・・

そのアレンだがアーリーだかが言っていたのが

「なんで日本人は知らないの?あんなにすごいのに」

今の世の中、”みぞうゆう”(にやり)の不況ゆえ、

社会人になると、一生懸命にならざるを得ない世の中だ。

まあ、仕事をするのだから一生懸命は当たり前なのだが、

世の中的に心に余裕のない社会人が増えているとおもう。

でも、だからこそ日本固有の文化たるものを語れる人材が必要だろう。

英語が全くだめな人間なので、英語でそういう話をよう出来んのだが、

英語という語学だけ出来てもだめであるのは、ワタクシでもわかる。

日本語で話す相手でも、きれいな日本語を話す外国人より

つたない日本語でも、俺の故郷はこんな文化があるという人間の会話にこそ

面白みを感じるのが人間というものだろう。

・・・・・

ビジネスでビジネスの会話をするのは当然だろう。

だが、そのビジネスに行き着くために、あるいはビジネスのあとに

こんなおもろいものがある、と紹介してくれる人間とこそ

人間関係をつなげていこうと思うものであろう。

そういう意味で、今ある日本のおもろいものを見直すのも良かろう。

by 18歳のころに見て、一切意味のわからなかった最終回をもつ

”新世紀エヴァンゲリオン”を再度見返し、

そういう意味ね、と理解した気になっているジャパニメーション好きにして、

一度コミケを冷やかしたいと思っている、かんとく

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