『翼君と新チャンピオンの差』について byかんとく

本日はプロの試合を観戦に。

関学ボクシング部を”中退”した(大学は中退してない)翼君を見に行く。

彼の得意とする”突き押し”ボクシングでの、”寄りきり”勝ちを期待したが、

残念ながら、KO負け。

彼自身はそうではないというが、デビュー戦だから緊張していたのかもしれない。

が、ボクシングの最も基本とも言うべき、”あごを引く”、”ガードを下げない”が

出来ていなかったし、サウスポー対策としての

”ジャブつきながら左前でて右ストレート、左フックを返す”が機能せず。

観戦に行った部員もちょっとブルーになっていた。

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とはいえ、弱肉強食の世界であり、戦略を全うできなかったのだから、

当然に、負けは負けである。

彼が今後どうするかは、結局彼自身でしか決めれないのだから、

それはよくよく考えて身の振り方を考えてほしいと思う。

が、どうせ観戦に行った部員は、ほかの試合でのよかった部分などは

是非是非メモするなりの行動をとってほしい。

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ワタクシが前座からの試合を見ていて思ったのは、

どんなにテクニックがあっても、

”パワー、体力のない奴はチャンスを逃せば勝てない”という一点に尽きる。

チャンスを逃さないためには何をしないといけないか、

そのために勝負に行くとはどういうことか、ということを

メインイベントの勝者でチャンピオンになった選手は体現していた。

最後のきめ時はすさまじい連打であった。

手打ちではあったが、30連打ぐらい打っていたと思う。

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見方によっては無謀ともいえる行動である。

第一に打ち終わってスタミナ切れてたら、自分がピンチだ。

それでも新チャンピオンはその方法を選択した。

何のためか、それは勝利を決定するためである。

新チャンピオンが欲していたモノ(勝利)は翼君も欲していたと思う。

が、そのための準備、つまりの普段の練習の差というものが

如実に結果に結びついている。

もし仮に、練習していることが出来なくて今回負けたとしても、

新チャンピオンはその後のボクシング人生で、

同じ場面に出くわしたときにはチャンスを逃さなかったであろう。

選手には、それくらい貪欲に、勝利にこだわってほしいと思う。

by かんとく

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