教育論。
本日、新聞を読んでいると、態度の悪い生徒をボコボコにシバいたという
教師の話が載っていた。
わからんけど、たぶん懲戒免職か、どっかの施設でしばらく研修という名目になろう。
今の先生方は大変である。
でもボコボコにするのはまずいけど、学校の秩序が守れんのもまずいのである。
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先般、中学校の同窓会でお会いした先生は、今小学校の先生をしているらしいが、
学級崩壊が小学生からあるらしい。
でも手は出せない。
下手をすると口を出せないこともあるらしい。
騒いでいる生徒に「うるさいぞ」と注意すると、
「騒いでなんていません」などという生徒もいるらしい。
親が「騒いでいないうちの子を注意するなんておかしい」などと
クレーマーになることもあるらしい。
だから先生は「○○君、僕には騒いでいるように見える」と注意するらしい。
なんか、変。
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思えば、この先生なぞも、中学校時代(15年ほど昔か)は
はしゃぎすぎている生徒を見つけたら
「ワシは最近、ドラムにこっとる。お前はサンバの刑」などと称し、
正座させた学生の太股を、菜箸でリズミカルにたたいていた。
でもこの先生が同窓会に来ても、誰もお礼参りをしようとは思わんのである。
第一に老けた。
第二に、やっぱり自分が悪かったのだと、大人になれば気づく。
第三に、別に大人になってなくても、悪さをしている人間は自分が
迷惑をかけているとわかっている。わかってないならそれこそが問題だ。
でも「今やったら大変なことになるわ」とおっしゃっていた。
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学校で先生が生徒を殴ると虐待になる。
ボコボコにすれば、それは虐待といわれても仕方あるまい。
でも騒ぎを起こすのが通常という学校になる前に、
注意をするという意味では、体罰も一つの手段だと思う。
たとえば、小学生低学年にはシッペ位してもいいと思う。
小学生高学年には平手打ちか。掌底(ショウテイ)でなければありかと思う。
深刻なダメージ与えたら駄目だが、ある程度ショックは必要だろう。
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加えて言うならば、戦時教育下のドラマなぞに出てくる鉄拳制裁シーンの
「貴様、歯を食いしばれ」という教育は、実は優れたものであったと思う。
殴る前に、歯を食いしばらせたり、足を肩幅に広げさせることは
ダメージを最小化させることにもなるし、
そこで多少のダメージを与えることで、身体的な危険というものも学べる。
殴られてみないと、その危うさなんてものはわからん。
要は全部禁止にして、世の中の秩序が守れないことよりも
ある程度の線引きを作って、世の中の秩序を守れるように教えることが大事。
まあその線引きが難しいんだが、現代社会では家におっても
虐待する人間が潜んでいる可能性もあるのが問題だ。
by かんとく