過去何度かスノボで雪山に行ったB氏と、久しぶりに昼飯を食った。
ワタクシはスノボで滑るのは苦手であるが、
日常の会話の中で滑るのは五輪級である(ニヤリ)。
そういえば、かつてはスノボをしによく雪山に行った。
でも、今は寒いので行かない。
私も年をとったものである。
・・・・・
さて、そう書いていて思い出したが、天候が回復し、本日再開された五輪のアルペン競技。
滑降という競技は見ているだけで、恐ろしい。
3kmの道のりを2分を切るペースでまさしく”滑り降りる”のである。
大体、時速100kmくらいか。
無論、器具の進化もあるだろうが、己が筋力のみで滑走をコントロールするのである。
コース選定を誤り、こけたらエライことである。
命がけである。
或いはクロスカントリー、バイアスロン。
クロカンはスキー板をつけて、所によっては走り、所によっては滑る。
バイアスロンはスキーで進んでいった後に、ライフル射的である。
冬季五輪の競技というものが、元々だけでなく、現在でも
陸軍での冬季行軍に必要な技術であることは明白だ。
・・・・・
そういう意味で、五輪の目指すところは戦いにおける、必要なものが集約されている。
より早く、より力強く、そして、より正確に、ということである。
より早くをボクシングに置き換えるならば、相手に悟られない攻撃をする為、
あるいは、相手の攻撃を避ける為。
より力強くは、急所に当たったら相手を打ち倒すパワーのある攻撃。
より正確には、急所に当てる為の攻撃技術。
選手諸君は、普段の練習で、それを意識してやっているだろうか?
今出来なくても、それを求め続けなければ、いつになってもその技術は身につかない。
求め続けることとはどういうことか。
毎日、自分自身に対して意識付けを行っていこう。
by かんとく