関西学院大学ボクシング部

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ボクシングの基本25『フットワーク』 byかんとく

攻撃好きの若者のために攻撃ばかりを昨今書いていたが、ここいらで一服。

アマチュアにおいて、どこでも勝てる可能性を高める秘儀『フットワーク』について。

(別に秘儀でもなんでもないか)

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フットワークを覚えるための基礎を下記に6つ。

1、肩幅に両足を広げる。

このとき注意するのは早く動くためには開きすぎないこと。

なんか広げないとパンチ打ったときにバランス崩しそう?

いいじゃないか、最初はそれでも。

そのスタンスで練習を繰り返していくうちにバランスをとるための筋力がついてくる。

初心者の多くはどっしり構えたほうが強いと考えがち。でも果たして本当にそうか?

当時、世界最大の戦艦であった戦艦大和は

無数の米国機の爆撃雷撃によって沈没させられたのはなぜか?

速度が遅く、打たれる面積が広いから集中砲火を浴びたからではないのか。

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2、足に力を入れすぎない。

なんでもそうだが、力が入りすぎていては適切なときに適切なパワーが出せない。

足を開きすぎると腿で体重を支えることになるから、

力が入っている状態になりがちだ。

すらっとした感じで立っておく、移動するときは膝より下の筋力を使うべし。

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3、かかとは「何気に浮かんでいる」状態にする。

無理に爪先立ちにするのではなく、なんとなく爪先立ち。

自分のかかとは、幼いころに切り落とされたと思っておこう。

ファイターでも同じ。場合によってインファイトなどでベタ足になるときがあってもいいが

基本はかかとは切り落とされたのだと認識しておこう。

早く動ける猫科の動物が狩をするときに、踵をつけてドタドタ歩いていないだろ?

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さてそれぞれの移動に関して。

4、ステップイン:つま先を地面に突き刺す。

フットワークというと、夏の海で漂う浮き輪のように

左右にホワホワただよしているイメージもあるかと思うが

基本は最速のスピードで移動できることが重要。

ステップインは大きく入るよりも、より早くステップインすることが大切。

大きく移動するとどうしても上下のブレが出てくる。

そうなれば相手は動きを予測しやすくなる。

それを最小にし、相手に攻撃を悟られないようにステップインする。

ただしこのとき前のめりにならないこと。

近づくということは、打ち込まれる面積が広くなる。

そこで構えを崩せば相手にチャンスを与えることになる。

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5、ステップバック:上半身が後ろの足に乗り過ぎないように。

初心者がステップアウトするとき、

つま先で地面を蹴り、後ろに下がる。

その際に上半身が後ろにぶれることが多い。

そうならないために、普段のガードと構えを認識しておこう。

後ろにぶれると相手が追い討ちをかけてきた際に

攻撃するのが一瞬遅れるし、またガードしたとしても

飛ばされている印象を与えがちだ。

下がるときも常に前での処理ができるようにしておくこと。

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6、サイドステップ:移動したい方と逆の足で地面を蹴る

例:左に行きたい場合

右足の親指で地面を蹴る→左足を左へスライドさせる→右足を元のスタンスに戻す

このときの注意点
・ステップバックの際と同じく上半身にブレが生じる可能性がある

これは重心を体幹に乗せていないから。

まずは構えたときの重心が体の中心にあるかを意識し、

移動したときも同じところに乗っているかの感覚を覚えよう。

・移動した後に足の裏のどのあたりで地面をつかんでいるか。

サイドステップを繰り返すと足の裏の外側に重心が乗ることがある。

しかしこれではたとえばオーソドックスの構えで右側に移動した際、

右足の外側に体重が乗ると攻撃に移るのに一瞬遅れることになる。

スノボでターンをする際と同じく、外に移動しそうな重心を

しっかり腿の内側で制御すべきである。

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どうだい?今日の文章はちゃんとかけてるだろ?

マニュアルをとっとと完成させたので、就業中の時間が空いた時間にまとめておいた。

忙中閑ありですな。頑張ろう。

by かんとく

09.2.27. up