関西学院大学ボクシング部

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『under any circumstances』について byかんとく

本日は飾磨工業の学生とともに合同練習。

OBも益井氏、中谷氏、岩村氏と来てくれたのでにぎやか。

まだ良い結果がでていないリーグ戦も、関学はすでに折り返し。

来週の龍谷戦に向けて、ネジを巻き直し。

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↑とはいえ、総合関関戦を前(ボクシングは前哨戦済み)にクリーンアップ作戦へ

応援派遣しているため、芋洗い状態の部室ではなかったのだが。

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ところで本日、面白い事に気づいた。

岩村氏は現役時代、結構プロの試合を見たり、それを参考に打ち方を工夫して

いたらしいのだが、中谷氏、益井氏は今頃になって(つまり大学から10年離れて)、

フックの打ち方を本日、岩村に教えてもらっていたという。

「うそん?今まで知らなかったんか?」と聞いたら、

岩村氏「宮本でしたっけ、弟の方。あの子さっきまでショートフックの打ち方

知りませんでしたよ?」

そういえばカズアキのインファイトの記憶、、、、ボディー打ちしか見たことない。

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そんなことを語りながら茶をしばく。

『議題:どういう風(指導や放置プレイ)にしたらチームが強くなるか』

カズアキにインファイトの打ち方自体を教えるのは別にやぶさかではない。

というか、昨日ワタクシはそれを教える前段階をたまたまやっていたので、

岩村氏がカズアキに教えたショートフックは今後大きな価値を持つだろう。

しかしながら最初っからそれを教えることに果たして意味があるか、

という事も同時にある。

例えば、「Aという打ち方はロングでは有用だが、ショートでは使えない、

その代わりBはショートでしか使えない、Cはロング、ショートとも

使えるけども威力がない」であるとか「この技術はサウスポーには有用だけど、

オーソドックス相手だと危険だ」ということはよくあることだ。

理解できないければ、意味がないだけでなく、逆に危険を伴うというのも

ボクシング技術の持つ特性であると思う。

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そういう判断は何に基づくかといえば、結局、ボクシングの基礎学力なのだが、

これはボクサーには個人によって大きな差があるので、頭を悩ませるところである。

大枠の分析としてはこんな感じか。

①高校ボクシング部出身者は、技術体力とも身についているが、教わったこと、

言われたことをそのままやる人民が多い。プロや他の競技者のボクシングのやり方を

身に付けようという意識が薄いか、或いはやり方が分からないのか、やらない。

②プロジム出身者はレベルは其々だが、まず最初が自分がやろうと思ってジムの扉を

叩いている分だけ、自分の好きなボクシングを取り込もうとする意識は高い。

プロの世界戦などに触発されたからジムに行っているわけで、海外の試合もよく見ている。

しかしながらジムで教わったことと、実際の競技との差に対して、

自分のボクシングをより近づけていこうという意識が少ないか。

ある意味、部活動出身者より、自意識が強い人民が多いからかもしれないが。

③ボクシングを大学ではじめる人間は、自分ができるかどうかの不安があると思う。

確かに技術では経験者とは大きな違いがあるが、その分だけ必死に取り組んだ人民は

3回生くらいになれば大きく成長する。

しかしながら、今までに見ている基礎情報が概して少なすぎる。

だからあくまで部室内での強者を強者とみてしまうのは残念だ。

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あくまで大概こんな感じかなというワタクシの中の一般論である。

世の中にはより良い技術を持っている人民も多いし、

取り込める者は取り込んでいくべきだろう。

その取り込み方が、ジム形式でマンツーマンで教えても大学生らしい成長があるとも

思えねえし、個人に任せとっても結構なあなあ感もあるし、難しいところだねえ。

強くなりたい選手は、どんな環境にいようとも以下の4つを心掛けてみたらどうだろう。

①まずは自分から教えてもらいに行き、

②教えられたことに真摯に取り組んで形にして出せるようし、

③その適切な使い方を次に会った時に見てもらいチェック、

④さらにより良い動きができるようになるためのアドバイスをもらう。

こんなところが、オジサンたちの一致した意見です。

by かんとく

13.6.01. up