関西学院大学ボクシング部

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『shrink?』について byかんとく

4月になって授業が始まり、ウイークデーは全体練習ではなくなった。

現在は、昔ながらの2限目を合同練習の時間としている。

やはり春休み中の部員ワンサカを見慣れているので、

「あー少ねえなあ」と思ったのだが、練習自体に関してはリーグ戦に向けて

各々の部員は意識を持ち、熱心にやっているので、非常に良い雰囲気だと思う。

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しかし気になることがあった。

部員に、新入生の見学状況と聞くと、○名ぐらい来ています、という。

まあ、良いんじゃない?

そのくらいの人が興味を持ってくれて、わざわざ部室まで

足を運んで見てくれるというのは、ありがたいことである。

と同時に違和感があった。

推薦入学以外で部に入る、という人間がまだ1名しかいないことだ。

今ボクシング部は2回生から4回生までで22名(マネージャー込)いる。

大体、一学年に7名という按分であるのだが、これが毎年4名だとすると

2回生から4回生までの走合計は12名、つまり今の半分になる。

リーグ戦出るなら新入生が2名入れば、何とかなるでしょ、と思う部員には

今後ワタクシは何も教えないし、セコンドしても何も言わないことにする。

それくらい部員確保というのは大事なことだとワタクシは思う。

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【理由1】関学は全国での優秀な競技実績さえあれば、必ず通す大学ではない。

この事は同時に、どんな競技であっても力を入れ続けることを意味しない。

スポーツはあくまで大学生活の一部であり、学生の本分、学業をおろそかにして

そのまま卒業させるという路線にはないということである。

つまりいつでも推薦入試はなくなる可能性を秘めている。

そうなったとき、もし一般学生がいない部であるならば、間違いなく潰れる。

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【理由2】水も流れずば淀む。

多くの企業、また企業に限らず日本の組織は4月を基準に新たな人材を注入する。

新人の採用もあり、また人事異動という物もある。何故だ?

決まった仕事を毎年毎年やり続けるならばその必要はなかろう。

また、高収益を上げる優秀な人材ばかりならば、その人たちだけで十分のはず。

それは同じ面子ばかりで、同じような仕事をしていると

物の考え方が滞り、怠惰が生まれ、高収益がいつの間にか赤字に陥ることを

組織の中の人間は知っているからである。

ここ20年位で考えてみると、関学のボクシング部の良いチームは、

未経験者が経験者に教えることで伸び、経験者が未経験者と接することで

柔軟により良い練習をはじめとした部の運営方法を築いた時だと思う。

経験者ばかりが集まりすぎると、得てして強い奴は何してもいい、となりがち。

それが自分の長年の工夫と努力の賜物であることを正しく理解しているなら良いが、

残念ながら、何故自分が今強いのかを理解できていない選手も世の中にはいる。

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【理由3】 推薦入試ばかりやボクシング経験者ばかりの部なんて面白くない。

ワタクシが思うだけなのだが、経験がなかった選手が勝ったらうれしい。

でもワタクシは選手であったときも、自分の後輩でなかなか勝ち星が

得られなかった選手が勝ったときは心底嬉しかった記憶がある。

そういう経験は、得たいと思ってもなかなか得られる舞台を探すのが大変だ。

これはチームでやっている競技だからこそ得られる満足感である。

チームには自分以外にも教えてもらう相手と、同時に教える相手が必要だ。

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【理由④】部員が多ければ多いほど、潜在的部員との接触機会は増える。

部員が減れば減るほど、その機会は少なくなる。

22人の部員がいて1人100枚のビラを配れば2200枚=2200人に情報が届く。

11人の部員で2200人に情報を届けるためには、1人200枚配らなければならない。

単純に考えて、倍の労力、倍の時間が必要になる。

バイトで忙しいからその時間がない、ということで100枚しか配らなければ

予測部員数は、本来の1/2になるだろう。

それでも機会を増やそうと思い行動に移すことは大変なことなのである。

それならば人数が多いうちに、ビラをガンガン配ってボクシング部があるという事を

学内に喧伝しておく方がいいと思うのはワタクシだけだろうか?

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と長々、書いた。

本文のタイトル通りにならないことを願う。

by かんとく

13.4.19. up