『コマーシャリズム』について byかんとく

レスリングが五輪種目から外れるか否かの瀬戸際である。

今回の崖っぷちに追い込まれた理由として、

「①試合が膠着しやすく見栄えが悪い、②観客が分かりにくいから」という点が

あったようなのだが、それが一体どうなんだ、と思う。

そもそも、そういう競技でしょ。

“そんな競技”が古代から連綿と続いた人間の力と技術の発展の象徴ではないのか。

最近のポッと生まれた華やかさのある競技ばかりになるならば、

それは歴史のあるものとして多くの人がその地位を認める五輪などではなく、

マイケル君が歌って踊る世界的な“興業”と大差がない。

華やかさを求めるんなら、ダンス甲子園でもやっときゃいいのである。めろりんQ。

昨年の五輪は確かに盛り上がったけれども、

あんな長ったらしい開会式が必要かとか、選手が無気力相撲だとか、

別にそれは必要ないんじゃないのか、という事が散見された大会だった。

そしてネット住民は、そのキーワードにコマーシャリズムを挙げている。

・・・・・

そして本日もコマーシャリズム。

カカオ入りの黒い物体を売りたいがために、某メーカーが仕掛けた

「海外ではこの日に愛を伝えます」という戦略を本年も見る。

この日に向けた1か月間の、カカオ入りの黒い物体の価格はどうかと思う。

嫁のバイト先では1粒180円からというが、

百貨店などで売っているのは1粒500円などザラである。

ワタクシなら200円払って、高級中華・キング(仮名)の餃子1人前6ケを

プレゼントしてホシイ。

何が言いたいかって?

一粒何百円とか、そんな高級なカカオ入りの黒い物体を男に渡したって

その価値を実感できないから、トモチョコとかいう「普段のお付き合いの

お礼に女友達に渡す(本来の趣旨から外れてるけど)」というのを

業界は流行らせようとしているのである。

あと、自分へのご褒美?他にご褒美にするもの何でもあるだろうに。

要は本質を見失ってはダメだという事である。

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↑ チョコをくれって言うのが恥ずかしいから、残った箱だけを

もらってきたぜ、マイルドだろ?

by かんとく

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