『大学入学前に読んどくべき本』について byかんとく

英語勉強もやってみたら案外できるものである。

先般紹介の『リンダメタリカ』も年末から今日までで

頭から最後まで2回読み通した。

ワタクシ、よくやってるなあ、と自己満足に浸っていたら、

本日購入した本にこんなことが書かれていた。

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「特に『ひとつの文章を100回音読すること』を推奨している『音読パッケージ』

なんて、本当にこの通りに実行する必要があるのかと思えるかも知れません。

けれども私自身の学習履歴を振り返ると、私は100回音読を実際にしました。

私が学生時代に流行っていた本『【超】勉強法』(野口悠紀雄著、講談社文庫)

においては、英文を20回音読することを推奨しています。

私はこれを自分の勉強に取り入れ、復習を含めると100回くらい音読していました。

その結果、音読していた文章をほぼ丸暗記することができました。」

(『二十歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ

~20世紀の半分以下の時間と費用で学ぶ最新最短英語学習法~』p.57)

Hiroyuki Hal Shibata著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)

おい、あと98回読まなあかんやんけ。。。

でもたぶんやったほうが良いんだろうなあ。

家を建てるのも、上物より基礎部分の整備が一番時間かかるわけだし。

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著者の「まえがき」によると、

①帰国子女ではない、②大学卒業時のTOEIC630点、

③20代最後にインターンシップ留学する前4か月準備して780点、

④NYで語学学校に通ってから、インターンシップ半年後900点突破

と長い年月かけて英語勉強してきたことを感じさせるのである。

ご存じの通り、ワタクシはTOEICの存在、在り方については

かなり懐疑的だがその努力は認め、盗める方法は盗むことにした。

彼はその長い経験の中で、読み込みの重要性を書いてるんだから。

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さて、ワタクシの英語学習の動機などは薄っぺらいもんである。

①パッキャオ自伝「Pacman」をさらっと読めるようになって、

カズアキと、今後の新入生で苦手な奴用の英語用教材に使う。

②本当は香港に銀行口座を開設するためだが、あくまで嫁孝行という事にして

リーグ戦中に冷えていく関係の修復を図る。

③これができたらボクシング部が変わるんじゃないかという仮説を

立てたのだが、あまりに英語力がないので今は言えない。

この同期のうち③はうまくいけば、かなり世のため人のためになるが

ハズカシイので言えない。①、②に関してははっきり言ってどうでもいい(?)。

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しかし、この著者の「私に足りなかったのは『英語力』と『動機』」という

あとがきについては同意できる部分が多い。

ワタクシも乱読ながらいろいろな本を読んできた。

その中で思ったのが、「英語圏の世界」に貯蔵されている知識の量たるや

すごいことになってるんじゃないだろうかと。

ボクシングでいえば、パッキャオは今頃になって日本のTV番組で取り上げられ始めた。

しかし「Pacman」というパッキャオ自伝がすでにあり、英語さえ読めれば

当たり前にその存在の生い立ちを知ることができるのである。

そんな環境であれば、絶対面白い本とか考え方があるはずだろう。

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ということで、部員のみなさん、テストは終わりましたが勉強したほうが良い。

解答を求めるテストでなく、自分の興味や見聞を広めるものを。

上述の書は早い段階から読んでおいた方が良いかと思います。

あと来年入学生、もしこのHPを読んでいるならば、

この本と『思考の整理学』(外山滋比古著、ちくま文庫)

『レポート・論文の書き方入門』(河野哲也著、慶應義塾大学出版会)は

絶対購入して読んでおいた方がよろしい。

長いこと大学生を見続けてきたオジサンはそう思うよ。

byかんとく

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