中大さんがスポーツセンターで合宿して2日目。
本日は神戸学院の学生も参加して、3時間を超える練習。
とはいえ、スパーリングを10組くらい組んだので、
前半は全体練習、後半はスパーリングという次第。
2日目ということで、中大の選手も多少は肩の力が抜けた感じ。
他大学の選手とミットを持ち合ったり、マスをしたりということは
普段どマンネリになりがちな日々の練習を振り返る、いいきっかけになった模様。
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中大の選手はさすが。それぞれのホームタウンのジムや高校での練習を
いとわず、前向きにやってきたというのが目に見えた。
大学生になると、これまでとは視野が広がるから、
いろんな出来事や人々に接することになる。
せっかく大学でボクシングを続けるならば、ボクシングで良い結果を出すとともに、
それらの事柄のいいものは身に付け、悪いものは遠くに置いてほしいと思う。
その取捨選択の基準は、自分がとる行動が真面目にやっている人間の目に
どのように映るだろうか、という想像力だとおもう。
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そしてせっかくいい物を持っている選手だからこそ、忘れないでほしいものがある。
今の”認められた自分”というものは、どんな事柄があるから
認めてもらえたのか、ということである。
たとえばボクシングにおける才能、もちろんあるだろう。
そこまでボクシングに熱心になれる環境を作ってくれた親御さんもあるだろう。
それとともに、競技に真摯に向き合うからこそ、たとえ人の目に触れなくとも、
人目に触れていようとも、続けてきたことが必ずあるはずだ。
それらのすべてが今の自分を形作っている。
ならばこれから先は、さらにそのものを積み上げていってほしいと思う。
さて、明日は同志社大学も練習に来る。
せっかく関学にやってきてくれたのだから、より大きな収穫を得て
関東リーグに備えてほしいと思う。
↑合同練習終了後、一人黙々と補強トレーニングをする選手がいる。
続けていってほしいものだ。
by かんとく